式場決定の決め手は?見学時のチェックポイント
そして来たる式場見学初日、この日はまずRホテル、はしごでSホテルを見学するというスケジュールです。
結婚式場見学の流れ、そして式場決定まで!
受付・アンケートに答える
まずRホテルの見学です。
最初に受付としてアンケートの登録を行いました。
iPadで簡単に個人情報を登録し、続いて結婚式の希望について質問に答えていきます。
その内容について担当の方と確認をしながら当日のイメージを膨らませていきます。
私たちはチャペルでの挙式を希望していましたが、この時点では式のスタイルとしてキリスト式と人前式の2パターンで決めかねていたので、それを伝えました。
ちなみに挙式スタイルは主に3パターンあります。
- キリスト式 十字架に誓う、洋装、一般的
- 神前式 和装で行う、伝統的
- 人前式 ゲストに誓う、比較的新しいスタイル
挙式ホールの見学と見どころ
ホテルでは式のスタイルによって数種類の挙式ホールが用意されています。
このホテルにはチャペルは2つあり、メイン(すっきり豪華系)とサブ(ほっこり系)があったのですが、この日はメインの挙式ホールのみ見学可能でした。
メインチャペルは白を基調としたすっきりとしたホールになっていて、一面ガラス張りで外には緑の植栽がギッシリ、色のコントラストがキレイでした。
外からの自然光が入るという点は、ウェディングの口コミサイトでチャペルの評価の一つになっていたりと、多くの人が気に入るようです。
雰囲気としてはいかにも教会というような重々しい空気は全くなく、前方に十字架こそありますが、誰にとってもキレイで居心地のいい空間になっていました。
フロアには段差などもなく、ゲストと同じ目線になるようになっていました。
ゲストハウスだと凝った彫刻やステンドグラスのある壮大なチャペルがあって魅力的だったりするのですが、ホテルでは屋内なのでそこまでのレベルのチャペルはあまりないと思います。
逆に人前式の場合には宗教感があまり強くないほうがいいので、ホテルのすっきりとしたチャペルはちょうどいいと感じました。
ヴァージンロード以外は一面フロアカーペットが敷かれていてハイヒールの音が鳴らないようになっていました。
担当の方いわくゲストの方が挙式中に写真を撮るのに動きやすいとのことです。
また人前式の場合はロールカーテンで十字架を隠すことができるようになっていました。
しかし十字架そのものがキラキラしてキレイだったのと、そこまでキリスト教の色が強くないシンプルなチャペルということもあり、特に隠さなくてもいいなと感じました。
最近は人前式スタイルも多くなっているので、あえて十字架のないチャペルも多いそうですよ!
見学できなかったサブホールは、写真によるとイスなどが木で作られたブラウン調の落ち着いたクラシックなホールでした。
ちなみに周りに聞いたところメインホールのような真っ白のチャペルは恥ずかしいと感じる人も多いようです。(特に男の方)
披露宴会場のチェックした方がいいところ
つぎに披露宴会場を見学しました。
残念ながらその日は披露宴用に装飾がされていなかったので、普段からよく見るホテルの宴会場という感じでした。主に広さと照明の具合を見させてもらいました。
ちなみにホテルには様々な広さの宴会場がたくさんあります。
Rホテルの売りは高層階の景色のいい会場なのですが、私たちはその会場ではゲストの人数が収まらないので別の会場を紹介されました。
また会場によって縦長や横長など空間の広がり方が違ったりするのですが、それによってゲストと主役とのテーブルの距離が離れたりします。
他にもテーブルとテーブルの間が狭いとドレスでの移動が難しくなったりするので、ゲスト人数と会場の広さは見誤らないようにしないといけません。
下見の段階でこのような点もイメージできるといいと思いました。
ウェディングカウンターの見積もりはあくまで参考程度?
そして最後にその日話してきた内容で見積もりを出してもらいました。
そこでプチ事件が!
結婚相談カウンターで出してもらった見積もりより大幅に高い金額が出てきたのです。
- カウンターでの見積金額 280万円
- ホテルでの見積金額 340万円
え!驚いて先日カウンターでもらった見積もりを出し、どうしてこんなに値上がりしたのか聞いてみました。
するとカウンターの見積の抜けが発覚しました。
① 衣装が「実費」と記載、金額に計上されていない
② ゲスト人数に対してテーブル数が少なく見積られている
③ 適用されているプランが古い
まず①ですが、カウンターでの見積もりには衣装代が全く入っていなかったのです。
後々わかるのですが、結婚式において衣装代はかなり大きいです!
なのにこの見積もりでは無視されているという問題がありました。
そして②、カウンターの見積もりではゲスト90名に対してテーブルが9卓、つまりどのテーブルも10名ずつ座ることになっていました。
しかし通常席は仕事関係、友達(高校・大学)、親戚などで分けるはずです。
ところがこの見積もりではいろんなゲストが相席するように作られていました。
テーブル数によって装花の数やクロスの枚数も変わってくるので、ここで見積金額にプラスが出てきました。
③については金額がマイナスになった内容なのですが、カウンターへの情報が遅かったようで、最新のプランを適用してもらうことでサービス内容が変わりました。
プランによって値引きがきく対象や割合が違ったりするので金額に違いが出てきます。
ということで結婚相談カウンターでの見積もりは式場選びの比較参考にはなりますが、金額としてはかなり安く見積られていることが分かりました(-_-;)
「その日のうちに決めてくれたら」に注意!
最後に見学の印象を聞かれたので、「良かったです」と答えたりしました。この時点ではまだ他の会場を全く見ていないので、特に問題はなかったという意味です。そろそろ次の会場に移動だな、と思っていると担当の方が一言。
「今この場でうちに決めていただけたら、さらにお値引きできますが、いかがでしょうか?」
え!!!
営業してきた!
今思えば相手も営業さんなのでこういう仕掛けをしてくるのは当然なのですが、次の式場にもあたりまえに見学に行くものと思っていたので、うかつにも想定外だったのです。
「そ、それは次の会場に行かないでほしいということでしょうか・・・?」
そりゃそうだ!
次の会場にも見学に行くのを楽しみにしていた私。
しかし次のSホテルは高級ホテル、金銭面でまず選ぶことがないことは自覚していたのですが、だからこそどんな式場なのか見学はしてみたかった!
先ほどのRホテルの見積もりで60万円も上がったので、次のホテルの見積もりも上がることが分かりましたし、上がるとさらに予算オーバーになります。
なので見学に行ってもSホテルに決めることはまずありません。
それは分かっていたのですが(-_-;)
一度担当の方に席をはずしていただき、彼と相談したところ、まずいくら値下げできるか聞いてみようということになりました。
2,3万円くらいだったら急ぐことない、という考えです。
そこで値下げ額を確認したところ、上の人と掛け合ってくださり伝えられた金額が、12万円。
ということで、いろいろな気持ちを落ち着け、Rホテルさんに決定しました(-_-;)
Rホテル、全然悪くなかったので全然良かったのです。
しかし式場めぐりをいろいろして試食もいろいろして、式場めぐりそのものを楽しみながら決めるんだよね☆と思っていたイメージと全く違う形で式場決定してしまいました。
なのでなぜか気が抜けた状態で式場決定です。
ホテルの強み?気づいたらホテルディナーに招待されている
あらためて次の週に契約と内金の入金をしにくることなりました。
すると担当の方から、この後予定がなければ(Sホテルの見学に行く予定だったのだから他の予定はない)ディナーでも食べていってくださいとのこと。
少し気の抜けた状態の私は流されるままRホテルの高層階レストランに誘導され、気付いたら夜景を見ながらフレンチコースをいただいていました!
こういうサービスが突発的にできるのもホテルの強みでしょうか?
次回は契約時の事について、そして式場決定を振り返って結局本当にRホテルでよかったのかどうかについて落ち着いて考えた結果を書いてみたいと思います。